CASES

業務効率化を目的としたハンディターミナルを用いたシステム開発

開発期間4ヶ月

開発人数2人

クライアント概要
運送業者。荷主から預かっている商品の保管管理と配送指示に基づいた運送業務を行っている。

課題

  • 出荷予定リストを元に出荷検品作業を行っていたため、出荷漏れなどのミスが発生している
  • 人手で出荷検品作業を行っており時間がかかっているため、出荷が遅れることが度々発生している
  • ピッキングシステムと連携していないため、倉庫側のピッキング状況が分からない

解決方法

  • ハンディターミナルを用いたシステムの開発

効果

  • ハンディターミナルで検品作業を行うことによる業務効率の向上

当初の課題から提案まで

大量の出荷予定リストを元に人手で出荷検品作業を行われていたため、リストと検品対象の商品の突合せが難しく、出荷漏れなどのミスによる誤配送が起きていました。また検品作業に時間がかかっており、出荷が遅れることも発生しているという問題もありました。
また、倉庫側でのピッキングシステムと連携していないため、ピッキング状況が分からず、後に回した方がいいのかなどの判断がつかない、というお話も伺いました。
そこで、ご提案したのが、ハンディターミナルを活用した検品システム。ハンディターミナルで検品作業を行うことで、出荷商品の特定に対するミスをなくすことができます。また出荷予定データと紐づけることで、単純な出荷数とのチェックだけでなく、欠品情報がどの倉庫に残っているかを表示することを行い、検品担当者に次に何をすればいいかの判断材料を提供することをご提案しました。

開発システム概要と効果

検品作業の効率と正確性を上げる

ハンディターミナルを用いることで、バーコード読み取り→数量入力の繰り返しで、効率よく検品作業を行えるようにしました。

出荷残分に対する情報通知と検品作業の中断・再開機能の実現

出荷残情報を常に確認できるようにし、欠品分がどの倉庫にあるかをわかるようにしました。
また、欠品分を待っている間に、別の出荷分の検品作業が行えるように、作業の中断および再開作業を簡易操作で行えるようにしたことで、検品担当者が待ち時間を有効に利用できるようにしました。

過日分の出荷情報の保持

AVXサーバ上の出荷予定情報は翌日にはなくなってしまうため、別途SQL Serverにて1週間分のデータ保持するようにしました。そのため保持期間内での荷主および配送先からの問い合わせに対して追跡調査を可能にしました。(※システム対応範囲はデータ保存部分だけで、追跡調査の部分はシステム化対象外です)

開発言語VB.Net Compact

データベースSQL Server

外部連携(AVXサーバ)PC RDB Serverによるデータ通信

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