CASES

ネットワークやRFID・QRコード・デジタル測定器等を用いてリアルタイム情報連携を実現

開発期間2年

開発人数10人

クライアント概要
各取引先の要望に応じて鋼板、アルミ、建材、その他各種鋼材の切断加工を行っている。

課題

  • 小ロット・多品種・短納期の受注への対応
  • ライン間の連携加工への対応
  • トレーサビリティの実現
  • 測定値、検査値の誤入力や情報遅延による作業ミスの改善

解決方法

  • 情報の発生タイミングと連携パターンが整理されたシステムの構築
  • データ入力ユニット等による自動入力化と各情報の即時反映

効果

  • 現場及び事務所で指示と進捗が見える事による効率の向上
  • 材料、製品の状態がリアルタイムで管理出来る為、次工程への連携効率が向上
  • 現品レベルでトレース出来る事で取引先への信頼性向上
  • 検査値の入力間違い等を撲滅し、公差判定を即時する事で確かな品質の確保

当初の課題から提案まで

以前から生産管理システムを使用されていましたが、品質向上や需要細分化対応、作業効率の見直しを含め、より最適なシステムの再検討等が必要でした。
そこで、現場の運用を把握する為、現場担当者へのヒアリングを繰り返し実態を把握整理し、業務フローやデータ関係図を作成。それを基にお客様のシステム担当者と情報を整理し新システムの骨格を作り上げる作業を進めていきました。

開発システム概要と効果

受注から加工・出荷に至るスケジュールの可視化

情報の発生タイミングで必要な情報を画面入力し、情報を後工程へ伝達できるシステムを意識し工夫を凝らしました。また、各工程の予定と進捗状況を現場や事務所から把握しやすい管理画面を作成しました。

加工指示の細分化と実績入力の自動化

ラインを跨いだ連続加工の加工指示を連結管理する事でスケジュールの管理を可能にしました。
また、実績入力時の計量や検査の値を自動入力化する事でリアルタイムに検査データを蓄積し公差判定を行い、正確な検査とデータ管理を実現。
さらに検査値等を現品と紐づける事により現場と事務所が連携できる品質管理を実現しました。

検査値を含む全行程の情報を現品へ履歴紐づけ

原料の入庫から原料検査、加工時の諸検査以外にも連続加工や梱包状態の変更にも対応したトレーサビリティを実現しました。

開発言語Visual Basic

データベースSQL Server

外部連携測定データ入力ユニット / 計量指示計 / ハンディターミナル / シーケンサ / RFID・QRコード

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